小骨を飲み下す

2016年04月05日 00:13

今月は月初にライブが詰まってます。

無敵な時間の始まりです。

淀んだ思考を一気に浄化して、体がすり減る心地良さに身を委ねます。

身軽になる。


単調な日常の中で、集団の一部・歯車として上手に機能できない私は、

日々、引っ掛かるものがあったり、なんてことない会話の中でいちいち勝手に傷付いたり、

秀でたものでもない、中途半端で使い道も見当たらない個性を持て余して、

情けなくて惨めな思いの連続です。

おまけに季節や天気に振り回される虚弱体質も相まって、

ほんの些細なストレスも、タイミングが悪いと具合悪くなったり、

簡単に折れるし、負ける。

いい歳してどうしようもないクズです。


アコギ弾いて歌っている間、そんなこと全部忘れて没頭できる。

一切思考に入り込んでこない。

喉の奥に引っ掛かった小骨が、

取るに足らない事柄、眼中に無い存在だったんだと気付く、無敵になる瞬間。

これできっと保って、これで自分を癒して、ときに敢えて追い込んで奮い立たせて、

どうにか社会と向き合って、社会に自分を組み込もうともがく気力を振り絞ってる。


本音を押し殺して張り付けた笑顔の向こうに垣間見える、

隠し切れていない苛立ちに触れて、胃に鉛を落としたように重く痛む。

大変だけど頑張る自分・自分さえ我慢すればっていう独り善がり。

そんな自分に酔っているけど、

疲れているし、認められたいし、報われない事への不満が募っているんだろうね。

いつも大変で頑張っている自分の事は、自分で褒めてあげるしかないよ。

一番よく知ってるのは自分自身だからね。

誰かに認められたくて、褒められたくてやっているなら、尚更だ。

狙えば狙うほど疎ましくて、誰も心からの労いの言葉なんか掛けないんだから。

そんな歪んだ自己愛じゃ満たされないだろうね。

大変だけど頑張っている自分にさ、自分の心が喜ぶようなご褒美をあげたら?

そしたらもう少し、張り付いた笑顔も自然なものに変わって、言い回しが優しくなって、

慕われるようになるかもね。

みんなそれぞれ大変だし、気遣い合っているよ。

ちゃんと話もしないで、見当違いな想像ばっかりして、

思い込み先行で気遣い合うから的外れだけどね。

自分ばっかりとか、自分さえ我慢すればとか、そんな簡単に片付くもんじゃないと思うよ。

一個人の我慢とか苦労が、どれほどの影響力があるかって、残酷だけど、大して無いもん。